院長あいさつ
一生、咀嚼できる喜びを感じてもらう
歯は何のためにあるのでしょう。笑顔を見せるとき、清潔さを表現する道具でもあるのですが、何よりもまず「噛む」ためにあるのです。
350万年前ヒト化への道が始まり、脳を進化させ伝達の素晴らしい手段としての言葉を人類に与えた主役は、手や足もさることながら、咀嚼運動だったのです。
そのために、顔面の口唇、舌、口蓋、歯、顎、下顎といった器官が存在するのです。人間の進化の過程で、火で焼いた肉を咀嚼するようになり、脳が2倍になったことが何よりの証拠です。
例えば、切歯で野菜や木の実を噛み切り、かじりとり、犬歯で肉を引き裂き、臼歯で噛み割ってすり潰すことにより、歯ごたえ、舌触り、肌触り、味わい、香りなどの感覚を満喫することができます。こうした運動と感覚の絶え間ないキャッチボールによる精神の熟成こそ、生き物である人間としての基本的な行動です。
あたりまえの咀嚼運動を一生涯できる喜びを感じてもらうことが私の目的です。
それには、患者様のお悩み、不安、治療へのご要望をきちんと受け止め、患者様自身がお口の中の状態を理解、意識して、お口の健康の増進に導く同志でありたいと思っています。
将来、美味しいものを何でも食べられるように、笑顔でいられるように一緒に頑張りましょう。
経歴
やまもと歯科 院長 山本 忠昭
【経歴】
- 2001年
- 九州大学大学院卒業
- 2001年~
- 九州大学付属病院勤務
- 2001年~
- 福岡市内および福岡県外の歯科医院で非常勤勤務
- 2005年
- 鮫島歯科医院勤務
- 2005年
- 鮫島歯科医院を引き継ぎ「やまもと歯科」開院
【資格】
- 歯学博士
- 日本顎咬合学会認定医
- 日本矯正歯科学会認定医(2015年まで)
【所属学会】
- 日本顎咬合学会
- 九州インビザライン勉強会