脳卒中発症後3年以内の社会復帰率は、ほぼ発育前に戻った人は全体の約30%、半分の人は何らかの障害をもち、約10%は寝たきりになるそうです。
平均在院日数は102日(精神疾患を除くと最長)で、医療費、高齢者医療費の約全体の12%になるため国民病として政策上かなり、重要な位置を占めています。
脳血管障害の分類ですが
大きく分けて 虚血性と出血性にわかれ、虚血性には脳梗塞、一過性脳虚血発作があり、出血性には脳出血とくも膜下出血があります。
虚血とは・・動脈血量の減少による局所の貧血。乏血あるいは全身性の貧血(一般的に貧血と呼ばれる現象)と区別して局所性貧血と呼ばれることもある。
梗塞とは・・動静脈血の供給が塞栓、血栓、血管のねじれ、圧力などにより急に不全をおこすことで、これにより肉眼的領域の壊死がもたらされる。
塞栓とは・・血塊などの塊が血液中に遊離し、塊によって血管が塞がれ、血流が遮断されてしまうこと
次回は脳梗塞を説明します。